日商簿記検定について
閲覧ありがとうございます。管理人のもんちゃんです。
ブログ立ち上げから随分月日が流れてしまいました。
どんな事を書こうか悩みつつ…
まずは、親しみやすい内容かな…と、日商簿記検定について、講師をした経験を踏まえてコメントしたいと思います。
商工会議所のHPから引っ張ってきたのですが、各級は以下の様なレベルだそうです。
1級
極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を修得し、会計基準や会社法、財務諸表等規則などの企業会計に関する法規を踏まえて、経営管理や経営分析を行うために求められるレベル。合格すると税理士試験の受験資格が得られる。公認会計士、税理士などの国家資格への登竜門。
2級
経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。
3級
業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格。基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル。
簿記初級
業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが日常業務をこなすための基礎知識。簿記の基本用語や複式簿記の仕組みを理解し、業務に利活用することができる。
原価計算初級
業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが事業の収益性を把握するための基礎知識。原価計算の基本用語や原価と利益の関係を分析・理解し、業務に利活用することができる。
流石に会計士の資格を持つ管理人なので、1級は持っています。
古い人間だとバレてしまいそうですが、管理人が会計士の試験を受けていた頃は、5月に短答式があり、それに合格したら8月の論文式に駒を進められる…という試験形式だったので、力試しも兼ねて6月にある1級を受験し、無事に合格した記憶があります。
前回の自己紹介でも触れましたが、一時期、日商簿記の講師をしていたのですが、管理人が受験していた頃より遥かにレベルが上がっていて驚きました。
管理人が受けていた頃は、1級は難しいけど2級までは独学で何とかなる…という状況でした。
それが今や2級でも連結会計が出題され、合格率も軒並み下がって難しくなっているのです。
3級も真面目に勉強しても合格率50%前後とハードルの高い試験になってしまいました。
私が就職する頃は、履歴書に「簿記2級」と書いても、言い方は悪いですが『使えない』資格でした。
商工会も『使える』資格にする為に色々と見直したのでしょうね。
でも、2級で連結の難しい問題を出すのは如何なものか…とも思ったりします。
2級までは、取らなければならない人もいるでしょうから…。
さて、何のオチもヒネリもなく、徒然なるままに書きましたが、こんな感じで不定期で呟いていこうと思っていますので、宜しくお願いします!